お疲れ様です。糠マルです。(@malpighia_blog)
せっかくぬか漬けを作ったはいいけれど、なんだか旨味が足りないなぁ・・・。
対処法は何かないだろうか?
このような味のお悩みを持ってはいないでしょうか?
もしこのまま何もせず、物足りない・イマイチな味のぬか漬けを作り続けてた結果、あなたはモチベーションが下がりぬか床作りから離れてしまうかもしれません。
それまでかけた時間や設備への投資もすべて無駄になってしまいます。
そんなのとてももったいない!ぬか漬けってとても美味しくて健康にもいいモノなのに!
なので今回の記事ではぬか床に旨味が足りなくて悩んでいるあなたに、旨味や美味しさをプラスする食材をご紹介します。
この記事を読めばぬか床を美味しくするために必要な食材がわかるので、イマイチな味のぬか漬けから脱出しぬか漬けづくりがより楽しくなりますよ。
ぬか床に入れると旨味を与える食材たち

ぬか床に入れると旨味を与えてくれる材料には以下のようなものがあります。
- 昆布
- 鰹節
- 干し椎茸
- きなこ
昆布
旨味の代表格である昆布は、ぬか床を作る上で欠かすことはできません。
うま味成分のグルタミン酸がぬか床にしみだし、ぬか漬けに旨味を与えてくれます。
ぬか1kgに対し乾燥した昆布を10cm程度投入してください。
入れた昆布はそのまま入れっぱなしにしてもいいですし、取り出して食べても美味しいのでおススメです。
お好みの方をお選びください。
鰹節
こちらもうま味成分であるイノシン酸が豊富に含まれているので、ぬか漬けに旨味がプラスされます。
筆者はパックの鰹節を1パックそのまま入れています。
干し椎茸
干し椎茸も忘れることのできない旨味食材です。
干し椎茸に含まれる旨味成分・グアニル酸がぬか床に旨味を与えてくれます。
漬けた干し椎茸はそのまま食べればとても美味しいですし、吸水効果によってぬか床の余分な水分を吸ってくれます。
>>【解決】ぬか床の水抜き方法5選!ゆるいぬか床もこれで安心

漬けるだけで一石三鳥の万能食材ですので、ぜひ漬けてみてください。
きなこ
意外なところでは、きなこを入れるのもオススメです。
きなこのうまみ成分・グルタミン酸がぬか床に旨味を加えてくれます。
ぬか1kgに対して、大さじ1杯程度を目安に投入しましょう。
ぬか床に入れると美味しくなる食材たち

その他にもぬか床に入れることで美味しくなる食材はこちら。
- 唐辛子
- ゆずの皮
- 山椒
唐辛子
唐辛子を入れると味が引き締まり、美味しいぬか漬けになります。
また防腐防虫効果も期待できるので、ぬか床の健康にも効果ありです。
ぬか1kgに対して2~3本を目安に加えてください。
刻んで入れるとより辛みを感じやすくなります。
>>ぬか床は唐辛子で美味しくなる!その理由と入れてみた結果を報告します

ゆずの皮
個人的にもっとも効果を実感できた食材がこのゆずの皮でした。
柑橘のさわやかな味と香りがぬか床にプラスされます。
入れる前と入れた後で漬けたきゅうりは、自分でもびっくりするぐらい良い味になっていて驚きましたね。
身を取り除いて皮を湯がき、水をよく切ってから加えましょう。
きっとワンランクアップしたぬか漬けの味を感じられるはずです。
山椒
よく見かける粉山椒ではなく、山椒の実を入れます。
山椒にはサンショールという天然の防腐成分が含まれているほか、ぬか床の香りを良くする効果もあります。
2~3カ月に1回、一掴み程度を入れましょう。
最初は昆布と唐辛子が鉄板の組み合わせ

いくつかぬか漬けを美味しくする食材をご紹介しましたが、ちょっと数が多くて「結局どれを入れればいいの?」となったかもしれません。
さすがに全部いっぺんには入れられないし・・・。
そんな時はまず昆布と唐辛子を入れてみるのをおススメします。
この2つの組み合わせがぬか床では鉄板であり、味のバランスが良くなるからです。
それぞれを適量入れて、少しずつ味を確かめながら、量を調整したり他の食材を加えていったりしてください。
そうやって好みで材料を試していき、自分だけのオリジナルぬか床を完成させるのはとても楽しい作業ですよ。
まとめ:ぬか床に材料を加えて旨味をつけよう

というわけでまとめです。
まとめ
・ぬか床に旨味を加えるもの
昆布、鰹節、干し椎茸、きなこ
・その他のぬか床を美味しくする食材
唐辛子、ゆずの皮、山椒
(赤字は最初に入れるおススメ食材)
ぬか床に旨味が足りない時は、うま味成分の含まれる食材を使うことが必要不可欠です。
なので、この記事で紹介した食材を色々と試してください。
そうすれば、いずれ理想的な味のぬか漬けを自分の手で作れるようになるでしょう。
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