お疲れ様です。糠マルです(@malpighia_blog)
ぬか床を作ったけれど、これはどこに置けばいいんだろう・・・?
このように悩んではいませんか?
置き場所が悪いとぬか床がうまく育たなかったり、最悪の場合使い物にならなくなってしまう可能性もあるのでしっかりと考えなければいけません。
実はぬか床には最適な置き場所の条件があります。それは『ぬか床の手入れを忘れてしまわない場所』です。
なぜならぬか床も生き物なので手入れが必要であり、置き場所によっては手入れすること自体を忘れてしまう可能性もでてくるから。
私はズボラな人間ですが管理しやすい場所にぬか床を入れているので、問題なくぬか床を使用しながら手入れも最小限で済んでいます。
この記事ではぬか床をどこに置けばいいか悩むあなたに、最適な保管場所を解説します。
記事を読めばぬか床が最も居心地よく成れる場所がどこなのか、その理由のすべてが分かりますよ。
・保管場所のポイントは「忘れないこと」と「温度」
・流し台の下など目に見えない場所だと忘れてしまう可能性あり
・最初の内は25~30度の場所で発酵を待つ
・発酵した後は冷蔵庫に入れれば手入れが少なくて便利
置く場所を決める2つのポイント

ぬか床を置く場所決める際に考えるポイントは以下の2つです。
- 忘れない場所
- 温度
これらを満たした場所であれば、美味しいぬか漬けを食べられるぬか床を育てることが出来ますよ。
忘れない場所
1つ目のポイントは「忘れない場所であること」です。
なぜなら、ぬか床は多数の微生物が生息している生き物であり、存在を忘れて手入れを怠ってしまうとうまく発酵が進まなくなってしまうから。
放置時間が長くなると、カビが生えたり虫が発生したりしてぬか床がダメになってしまう可能性もあります。
ぬか床を保管する場所として「流し台の下」や「床下収納」を想像する方も多いと思いますが、個人的にはあまりおススメしません。
こういった場所は目につきにくいため、存在を忘れやすいからです。(絶対に忘れない自信があれば問題ないですが)
また床下収納だといちいち取り出すのが億劫で、ズボラさんにはちょっとめんどくさいかもしれません。
なのでおススメは日常的にかならず視線に入る場所に置くこと。キッチンの作業台の上や冷蔵庫の中あたりがいいですね。
これなら毎日ぬか床が視線に入るので、記憶力に自信がない人でも忘れることはありません。
それに冷蔵庫なら後述する温度の面に関しても、ベストな置き場所と言えます。
温度
置き場所を考える際のポイント2つ目は「温度」です。
ぬか床を良く発酵させるためには、生息している微生物に適した環境を作るために温度管理が重要になってきます。
最初の内は20~25度の場所が最適
まずぬか床を作り始めの最初の内は、微生物にとって最適な温度の場所に置いてあげることが好ましいです。
なぜならぬか床を作り始めの段階では、まだ発酵に必要な微生物が少ない状態なので、棲みやすい環境で増殖を促してあげるのが目的だから。
乳酸菌をはじめとした発酵に必要な微生物たちが最も活発に活動できる温度は約20~25度の間。
なので乳酸菌の少ない作り始めの段階ではこの温度帯に近い場所を選んで置いてあげましょう。
人も菌も劣悪な環境だと動きたくなくなるのは同じ!
活動しやすい環境を作ってあげましょう
>>【超重要】ぬか床は温度管理が命!適正温度で美味しいぬか漬けにしよう

発酵したら冷蔵庫に入れれば手入れが少なくて便利
ぬか床作りが順調に言って十分に発酵が完了したら、そのまま常温保存でもいいですが、冷蔵庫で保存するという選択肢もあります。
ぬか漬けって常温保存のイメージがあるけど、冷蔵庫でもちゃんと漬かるの?
発酵したぬか床なら、冷蔵庫でもぬか漬けを作るには十分問題ないよ。
ただ常温よりも倍くらい時間はかかっちゃうけど、それはそれでメリットもあるんだ。
冷蔵庫保存だと乳酸菌の働きが鈍いため発酵が遅くなってしまいますが、その分手入れが少なくて済むというメリットもあります。
ぬか床は毎日のかき混ぜが必要で、手入れを怠ると嫌な臭いが発生したりしますが、冷蔵庫なら3.4日に1度のペースでかき混ぜるくらいで問題ありません。
- 毎日の手入れが面倒なズボラさん
- 数日に1回くらいのペースでぬか漬けを楽しみたい人
という人ならばむしろ冷蔵庫保存が最適であるといえるでしょう。
冷蔵庫保存をする場合でも2週間に1日くらいは常温に出してあげて、乳酸菌が活発に行動できる温度に放置してあげましょう。
冷蔵庫に入れっぱなしだと、発酵が弱まり味も落ちてしまいます。
>>【楽しよう】冷蔵庫ならズボラでも放置でぬか床管理が可能!

保存場所のスペースが足りなくてぬか床が作りづらいときは

ウチはスペースが狭くてぬか床を置く余裕がないんだよなぁ。
このような方はジップロックを使うことで、置き場所を気にせず美味しいぬか漬けを楽しむことが可能です。
【かんたん ぬか美人】なら容器いらず、ジップロックだけで美味しいぬか漬けを作ることが可能です。
>>【2週間→90分⁉】誰でも美味しいぬか漬けが作れる「かんたんぬか美人」レビュー。口コミ・評判は?

まとめ:ぬか床に最適な置き場所を確保しよう

というわけでまとめです。
まとめ
・置き場所のポイントは「忘れない場所」と「温度」
・温度は25~30度が乳酸菌が最も活発に活動するので最初はこの温度で。
・発酵が終わったら冷蔵庫に置くのがズボラにはおススメ
これらのことから毎日ぬか漬けを食べるくらい管理が出来る方なら、キッチン台のような必ず目に付く常温で忘れない場所がグッド。
逆にそこまで頻繁にぬか漬けを食べない人や、毎日の手入れが面倒な方は冷蔵庫に置くのがベストであるといえます。
どうしても置き場所に困る方は【かんたん ぬか美人】を使えば、場所を気にせずぬか漬けを楽しむことが出来ますよ。
以下の記事で使ってみた感想をレビューしていますので参考にしてみてください。

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