お疲れ様です。糠マルです。(@malpighia_blog)
「ぬか床を作り始めたはいいけれど、手入れするのがめんどくさい・・・」
こうお悩みではないでしょうか?
このような場合、あなたにとってぬか床の優先順位はかなり下がってしまっていると思われます。
モチベーションが上がらないようなら、このままぬか床作りを終えてしまうのも一つの手です。
義務ではないのですから、辞めてしまっても何の問題もありません。
けれど、せっかく作ったぬか床をこのまま放置し続けるのももったいないですよね。
もしちょっとでもやりたい気持ちが残っているのなら、今回の記事はきっとお役に立てると思います。
この記事ではどうしてもぬか床作りに手が動かないあなたに、ぬか床作りを継続するコツをご紹介していきます。
記事を読めば、低いモチベーションでもぬか床作りを続けていくことが出来るようになりますよ。
行動を小さくして実行する

ぬか床作りはしたい。でもどうしてもめんどくさく思ってしまう・・・
そんな時には「行動をとにかく小さくすること」が有効です。
もしあなたが「毎日野菜を買ってきて、それを切って、漬けて、ぬかをかき混ぜて・・・」という多くの作業に面倒さを感じているなら、もっと行動を縮小してみましょう。
なにも毎日野菜を漬けなければならない、という法律はありません。たくさん作業をするのが面倒なら「1日1回かき混ぜる」これだけでもいいんです。
いえ、それすら面倒なら「ぬか床の表面をチェックする」だけでもOKです。
見るだけならどんなにモチベーションが低くてもできるでしょう。
なにも異常がなければそこで終わってもいいですし、「ちょっと手入れしてみようかな?」と思ったらかき混ぜたり、野菜を入れてみたりすればいいのです。
かき混ぜる作業は30秒もあれば終わります。やる前は億劫でも、いざやってみれば案外楽勝なんですよね。
いつだって「やり始める」のが一番ハードルが高いのです。
面倒だからと言って先延ばしにしていると、さらに始めるハードルが上がってやり辛くなってしまいます。
ちょっとでも行動を起こせば、ハードルはなくなるので意識してみてください。
そしてモチベーション対策には「道具の活用」も大変有効になってきます。
手間のかからない漬け方をする

ぬか床の手入れが面倒になってしまった時は、道具の力に頼るのも立派な手段です。
大昔とは違い、様々な技術の発達したこの現代にはぬか床作りを助ける色々な道具がありますので、利用しない手はありません。
これから紹介する使えば、ぬか床作りをもっと楽ちんにすることが出来ますよ。
ぬか床作りで活用していきたい道具は以下のもの。
- 冷蔵庫
- ぬか美人
これらを上手く使えば、より楽に継続が出来るようになります。
冷蔵庫
まず使うべきは冷蔵庫です。
ぬか床を冷蔵庫に入れるだけで、かき混ぜる頻度を「1日に1回→5日に1回」に減らすことが出来るので、手間を減らすことが出来ます。
これはぬか床に生息する乳酸菌の働きを弱めることが出来るため。
乳酸菌は20~25℃の間で最も活発に活動し食材を発酵させますが、それ以下の温度だと活動が弱まります。
これを逆手にとれば、温度の低い場所で保管すれば毎日かき混ぜる必要が無くなるというわけです。
他にも冷蔵庫保存は漬け時間の調整にも役立ちます。
冷蔵庫で保管した場合、食材の漬け時間は大体2倍程度必要になります。
これを利用すれば食べたい時間から逆算し、漬け始める時間を決めるということもできるのです。
冷蔵庫はズボラさんにとって非常に強い味方なので、ぜひ活用してください。

ぬか美人
かき混ぜるのですらめんどくさい。僕は何もせずに美味しいぬか漬けだけ楽しみたいんだ!
というわがままな方にもおすすめの道具があります。それが「ぬか美人」です。
使い捨てタイプのぬか床であり、ビニール袋に野菜と一緒に入れるだけでOK。
漬け時間もなんとわずか90分!なのに美味しいぬか漬けを作ることが出来るんです!
「面倒な作業は全部嫌だけど、ぬか漬けづくりは楽しみたい」という人にはうってつけのアイテムですよ。
>>筆者が実際に使ってみた感想はこちら

無理に作ろうとしない

ぬか漬けへのモチベーションがどうしても上がらない時は、一度離れてみるのがいいかもしれません。
ぬか漬けに限らずですが、物事というのは楽しいからこそ続けられるものです。
面倒で嫌々なのに義務感で続けられるものではないのです。
一度はぬか床から離れて、やりたくなったら再開するというスタンスを取るのがいいでしょう。
お休みするとなると、その間ぬか床はどうすればいいの?
この場合ぬか床に対する選択肢は2つ。
- ぬか床を休ませる
- 捨てる
状況に合わせて自分に合った方を選択してください。
休ませる
いずれ再開するときのためにぬか床を休ませるならば、冷凍保存するのが良いです。
冷凍すれば微生物の活動を一時的に止められますので、再びぬか漬けを作りたくなった時は自然解凍すればまた使えるようになります。

捨てる
いつモチベーションが回復するかわからないのなら、一旦捨ててしまうのも一つの方法です。
もしかしたらあなたにはぬか床作りは向いていなかったのかもしれません。なのできっぱりと諦めてもいんですよ。
もしまた作りたくなったら、その時また作り直しましょう。

まとめ:ぬか床がめんどくさい時の対処法
というわけでまとめです。
まとめ
ぬか床のモチベーションがなかなか上がらない時は・・・
・行動を小さくして実行しやすくする
・道具を使って手間を省く
・いったん離れてみる
のが有効です。
いつでも簡単に再開できるのがぬか床のいいところです。
またモチベーションが回復したら改めてチャレンジしてみてください。
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