お疲れ様です。糠マルです(@malpighia_blog)です。
ぬか床が全体的に黒っぽい・・・。もしかして腐った?捨てたほうがいいのかな・・・?
ぬか床が変色してしまって、どうすればいいか途方にくれてはいませんか?
ぬか床の表面が急に黒くなってしまったら、捨てなくてはならないとかもと思ってしまいますよね。
でも大丈夫。黒くなったぬか床、実は捨てる必要はないんです。なぜならそれは誰にでも起きる現象だから。
我が家のぬか床もよく黒くなりますが、対処法さえ知っていれば慌てずに対処できます!
そこで今回の記事ではぬか床が黒く変色してしまってどうしたらいいか困っているあなたに、原因と対策を解説していきます。
この記事を読めば、もう黒く変色してしまうことを必要以上に恐れる心配はなくなりますよ。
結論は1つ。「気にしないで全然OK!」
・ぬか床が黒くなる原因は酸化
・ぬか床が黒くなっても気にしなくて良し
・でも黒カビは危険だから、見分け方をしっておくべし
ぬか床の表面が黒い原因は酸化

結論から言えば、ぬか床の表面が黒くなるのは酸化が原因です。
ぬかに多く含まれる脂肪分は、空気に触れると酸化して黒くなります。
表面はどうしても空気に触れてしまいますから、これは仕方のないことです。
ぬか床が黒くなってしまった場合、試しに少し掘って中の色を確認してみてください。
ぬか床の中は空気に触れないので酸化せず、黒くなっていないはずです。
我が家のぬか床も少し放置すると、黒くなることがよくあります。
以上のようにぬか床は酸化によって黒く変色してしまうのですが、この場合どう対処すればよいのでしょうか?
ぬか床の表面が黒くなった時の対処法

ぬか床の方面が黒くなってしまった場合の対処法は、そのまま混ぜ込んでしまうことです。
ぬかが酸化して黒くなっても人体には何の問題もありませんので、安心してください。
ウチのぬか床もちょくちょく黒くなりますが、毎回気にせず混ぜ込んでいます。
それで味が悪くなったりもしていません。
黒くなってしまっても捨てようとせず、混ぜ込んでしまいましょう。
ぬか床を黒くなりにくくする予防対策

問題がないとはいえ、ぬか床が黒くなるのを出来るだけ抑えたいと思う方もいらっしゃると思います。
ですが、黒くなるのを完全に予防することは困難です。
なぜなら、どうやってもぬか床と空気を触れ合ってしまうので、酸化は避けられないものだから。
とはいえ、できないことがないわけではありません。変色の予防対策は空気と触れ合う表面積を出来るだけ少なくすることです。
具体的にはぬか床の表面をできるだけ均一にならしてあげましょう。そうすれば酸化のスピードを遅らせることが可能になります。
ですが、ズボラさんにとっては黒くなるのを気にしていちいち神経をすり減らすのはとっても面倒なこと。
私も毎回黒くなるのを気にしていたら、ぬか床作りが嫌になっちゃうかも。
黒くなることを気にするあまり、ぬか床作りに嫌気探したら本末転倒。
なので、ぬか床の表面が黒くなってしまうことへの対策は「気にしない」これが一番です。
ただし、これが酸化ではなくカビが生えていた場合は注意が必要です。
黒カビの場合は注意:酸化との見分け方

ぬか床の表面が黒くなる原因が黒カビであった場合には別の対処をする必要があります。
この場合、もっともしてはいけないことはカビをぬか床の中に混ぜ込んでしまうこと。
カビを混ぜ込んでしまうと、ぬか床自体がダメになってしまう可能性があります。
酸化とカビを見分ける方法は発生の仕方。酸化はぬか床の表面全体が黒くなりますが、カビはポツポツと発生するので覚えておきましょう。
カビが発生してしまった場合の対処法は以下の2通り。
- カビの部分を取り除いて使う
- 処分して1から作り直す
ぬか床にカビが生えてしまった時のより詳しい対処法は以下の記事をご覧ください。
>>【諦めきれない】ぬか床にカビが生えた時の対処法:処分する勇気も大事

まとめ:黒くなっても気にしないでいこう

というわけでまとめです。
まとめ
・ぬか床の表面が黒くなる原因は酸化
・対処法はそのまま混ぜ込んでしまうこと
・酸化してもぬか床に影響はほとんどなし。気にしないこと!
・黒カビの場合はぬか床に悪影響を与えるので注意
ぬか床が黒くなるのはだれにでも起こる普通のことなので、慌てる必要はありません。なので気にせず気楽に行きましょう。
また、黒以外にもぬか床が白くなってしまう現象が起こる可能性があります。
そうなってしまった場合の対処法は以下をご覧ください。
>>ぬか床の表面が白いの、実はカビじゃないよ。捨てない対処法を解説

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