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5000円以下で揃う!手作りぬか床を始めるときの必需品まとめ

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お疲れ様です。糠マルです。(@malpighia_blog

手作りぬか床を作ろうとした時、

まず何を用意すればいいんだろう?

準備にどのくらいの金額がかかるんだろう?

と不安に思ってはいないでしょうか?

最初に準備すべきものとその値段が分からないと、せっかくやる気が出ても取り掛かるのが億劫になってしまいかねません。

そこで今回の記事では手作りぬか床で用意すべきものを知りたいあなたに、絶対必須の品物をまとめました。

今回の記事では筆者が実際に使っているものと同じ商品を紹介しています。

商品は合計5000円以下で用意が可能であり、これらを使って現在では筆者も美味しいぬか床が作れるようになっています。

この記事を読めば事前に準備すべきものがわかるので、知らないことへの不安が解消されてスムーズにぬか床作りを始められますよ。

目次

手作りぬか床を作るために準備するものはコレ!

手作りぬか床を始めるために必要なものは以下のものです。

  • 容器
  • ぬか
  • 副材

用意するのはたったのこれだけ。これらを混ぜ合わせて発酵させれば誰でもぬか床を完成させることが出来ます。

糠マルくん

必要な素材をそれぞれ詳しく見ていきましょう!

容器

まず必要なのはぬか床を入れるための容器です。

容器を選ぶ際のポイントは

  1. かき混ぜやすさ
  2. 深さ
  3. 大きさ

の3つを考慮する必要があります。ここを妥協してしまうと、後々ぬか床作りにストレスを感じやすくなってしまうのでしっかり吟味しましょう。

大きさの目安は何人分のぬか漬けを作るのかにもよりますが、1~2人用なら3ℓの容器を選ぶのがベストです。

これだけあれば問題なく適量の食材を漬けることが可能でしょう。

>>容器の大きさ選びについて詳しく知るにはこちら

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また容器を準備するときに、もう1つ考えておくべきなのが素材のこと。

ぬか床の容器には数種類の素材があり、以下のものが代表的です。

  • 木製
  • 陶器製
  • ホーロー製
  • プラスチック

100均のプラスチック容器でも問題ありませんが、初心者に一番おすすめしたいのはホーロー製の容器です。

ホーロー製の容器は

  1. 衛生的
  2. 臭いが付きにくい
  3. 酸や塩分に強い
  4. 大きさもちょうどよい
  5. 見た目がオシャレでモチベーションが続きやすい

というように初心者にとって、非常に扱いやすい素材だからです。

糠マルくん

筆者もホーロー製の容器を使っています。不満ゼロ!

しっかりとぬか床を作っていきたいなら、ぜひホーロー製の容器を選んでみてください。

>>容器の素材についてより詳しく知りたい方はこちら

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ぬか

次に用意するのはぬか床の主役ともいえる「ぬか」です。

ぬかには「生ぬか」と「炒りぬか」の2種類があり、このどちらかを選びます。

それぞれの特徴を解説するので、どちらを選ぶかの参考にしてください。

糠マルくん

ちなみにこのサイトでは、初心者は炒りぬかを使うことをおススメしています。

生ぬかの特徴

生ぬかとは「精米された後、なにも手を加えられていないぬかの粉」を指します。

こちらを選ぶメリットとは「微生物が豊富に存在しているため、漬かるのが早く風味も良いぬか漬けが出来る」ことです。

反対にデメリットは

  • 傷みやすい
  • 虫が発生しやすい

という点。

これらをまとめると「美味しいぬか漬けが出来上がるけど上級者向け」というのが生ぬかの特徴です。

炒りぬかの特徴

炒りぬかとは「生ぬかを一度炒ったもの」を指します。スーパーで売られているぬかは、ほとんどがこの炒りぬかです。

特徴は炒ったことによって

  • 保存が効くようになっった
  • 香ばしい風味が付いた

ということ。

そのかわり熱を加えたことによって微生物や栄養素が壊されてしまっているので、生ぬかに比べて風味が少々落ちてしまいます。

こちらをまとめると「味はちょっと落ちるけど、メンテナンスが容易な初心者向け」になります。

生ぬかと炒りぬかの特徴比較

生ぬかと炒りぬかの違いを表で表してみました。

生ぬか炒りぬか
入手しやすさ入手しづらいスーパーでも買える
保存性 効かない効く
発酵の速さ早い遅い
メンテナンスのしやすさしにくいしやすい

これらの特徴から、どちらのぬかを選ぶべきなのかを結論付けると

  • とにかくおいしいぬか漬けを自己流で作りたい!→生ぬか
  • 味はちょっと落ちてもいいから、手軽に手間を少なくぬか床を作りたい→炒りぬか

となります。自分がどちらのタイプなのかを考えて選んでみてください。

>>生ぬかと炒りぬかの特徴に違いについてより詳しく知るならこちら

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ぬかを買える場所は生ぬか・炒りぬかどちらかによって変わってきます。

生ぬかを買える場所は主に以下の場所。

  • 米屋
  • ネット
  • 精米機から回収

生ぬかは傷むのが早いので、基本的にスーパーには置いてありません。

ネットで買うのが最も手軽ですが、もっと新鮮な生ぬかを手に入れたい場合は、直接米屋に行ってみるのがいいでしょう。

対して炒りぬかは炒りぬかはスーパーやネットで比較的容易に手に入れることが出来ます。

漬物素材売り場に置いてあると思いますので、探してみてください。

ぬかを買う時には、もう一つの選択肢として「熟成ぬか床」もあります。

これはすでに発酵済みのぬかのことで、これを使えばこの後の「作り方」パートにおける捨て漬けの工程を省略することが可能です。

ネットやスーパーで買えるほか、他の人の発酵済みぬか床をもらうという手段もあります。

(これを床分けといいます。)

>>ぬかを買える場所について詳しくはこちら

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塩はぬか漬けづくりに欠かせない調味料です。

塩には

  • 味付け
  • 菌の繁殖を防ぐ
  • 浸透圧により食材の水分を抜く

という効果があります。

特に作り始めの場合、塩が足りないと雑菌が繁殖してぬか床が完成しないということもありますので、注意してください。

使う塩は過程にある精製塩でも問題ありませんが、こだわりたいなら自然塩を使うのがおススメです。

>>ぬか床の塩の重要性について詳しく知りたいならこちら

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水(湯冷まし水)

ぬか床を作る時には水を入れる必要がありますが、ここで注意点が1つ。

ぬか床に入れる水は水道水をそのまま使うのではなく、一度沸騰させてから冷ました「湯冷まし水」を使うことを推奨します

水道水に含まれる塩素の殺菌効果によって、ぬか床の微生物が死んでしまいうまく育たないからです。

また熱湯をそのまま入れると、熱によってこれまた微生物が死んでしまうので、きちんと冷ます必要があります。

湯冷まし水を使って、ぬか床の微生物が育ちやすい環境を意識してください。

>>湯冷まし水の必要性についてより詳しくはこちら

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副材

基本的に上記の「ぬか・塩・水」を混ぜれば、基本のぬか床を作ることが可能です。

しかしここで旨味を増す副材を加える一手間を入れることにより、より美味しいぬか漬けを楽しめるようになります。

ぬか床に入れる副材にはいくつかのものがありますが、おススメは以下の2品。

  • 昆布
  • 唐辛子

昆布は10cm、唐辛子はぬか1kgに2.3本投入します。

昆布を入れることにより旨味がぬか全体に広がり、美味しいぬか漬けになります。

唐辛子は入れることによって味が引き締まります。また殺菌作用によって雑菌が繁殖しにくくなるのも良いところです。

>>より効果的な唐辛子の入れ方について詳しくはこちら

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まとめ:必要な材料が準備出来たらいざ作り始めよう!

まとめ

というわけでまとめです。

手作りぬか床を作るのに準備するべきものは以下の通り。

  • 容器
  • ぬか
  • 副材

ここまでの材料を用意できれば、すぐにでもぬか床作りを始めることが可能です。

ちなみに今回紹介した商品の金額を合わせると約4500円になり、5000円以下ですべてが揃います。

なにごとも「やり始める」までが一番高いハードル。

これらを準備できただけで、あなたのぬか床作りはもう6割くらい完成したようなものといえます。

ちなみに上記で紹介した材料がセットになっている商品もありますので、これ1つ買うだけで全ての準備が完了しますよ!

次は用意した材料を使って、実際のぬか床作りにチャレンジしてみましょう!

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