お疲れ様です。糠マルです。(@malpighia_blog)
ぬか床用に生ぬかを買ってきてぬか床を作ることに成功けれど、「余ってしまった・・・」と困ってはいませんか?
生ぬかは酸化しやすく傷みやすいため、できれば3~4日ほどで使い切りたいところですが、使い切れない場合もあると思います。
ですが余ったからといって捨ててしまうと、なんだか150円くらい損をした気分になっちゃいますよね。ジュース1本分くらい買えたと思うと、少額でも少し悔しく感じてしまいます。
でも実は生ぬかはぬか床以外にも様々な使い道があるので、捨てる必要は全くないんです。
今回の記事では余った生ぬかの使い道に困っているあなたに、様々な利用法を解説していきたいと思います。
この記事を読めば生ぬかの有効な活用法がわかるので、余すことなくきっちりと生活の中に役立てられるようになりますよ。
もったいないを解消する生ぬかの利用方法5選

生ぬかを利用できる方法は以下の通り。
- 足しぬかとして保存
- 掃除
- 美容
- 料理
- 肥料
このようにぬか床に使う以外にも、生ぬかを利用できる方法はけっこうあるんです。
足しぬかとして保存
まず1つ目の方法が足しぬか用として保存しておくことです。
足しぬかとは読んで字のごとく「ぬかを足すこと」という意味になります。
ぬか床の量が減ってきたときや、ぬか漬けの味が強くなった時にぬかを足して状態を戻す、という時に使われます。
ぬかをあらかじめストックしておけば、上記のようなときにもいちいちぬかを買いに行く手間が省けるので面倒さを軽減できますよ。
保存のやり方としては
- 軽く炒って炒りぬかにする
- ジップロックのような密封できる袋に入れる
- 冷凍庫で保存する
という手順となっています。
ポイントは「ぬかを空気に触れさせないこと」。ぬかは空気に触れて酸化することで痛むので、密封容器からはしっかりと空気を抜きましょう。
上記の保存処理を行うことで、約2カ月は保存が可能です。
足しぬかのやり方についてもっと詳しい方法は以下をご覧ください。
>>【超簡単!】ぬか床への足しぬかのやり方を解説【頻度・分量】

生ぬかを掃除に使う
次の使い道は生ぬかを掃除に使うことです。生ぬかは油分が多いため油汚れに大きな効果を発揮します。
- フライパンや鍋についた油汚れ
- 食器の汚れや茶渋
これらの汚れも、生ぬかを適量ふりかけてスポンジで磨けばびっくりするくらいピカピカに復活しますよ!
洗剤を使わないので、手荒れにも優しいのが◎
また調理器具だけではなく、シンクやフローリングの掃除にも生ぬかは効果てきめんです。
拭き掃除に生ぬかを使えば、まるでワックスをかけたような仕上がりになります。
拭き掃除の際には「ぬか袋」を作ると使いやすくておススメです。
作り方は木綿やがーべで生ぬかを包み、口を輪ゴムで止めれば完成します。
美容に使う
生ぬかを美容に利用するのも効果的です。生ぬかにはビタミンEが多量に含まれており、肌から直接吸収することにより高い美容効果を得ることが出来ます。
自宅で簡単にできる利用法としては「米ぬかパック」がオススメ。
米ぬかパックをする手順は以下の通り。
- ぬか袋を作る
- お湯に浸して絞る
- 染み出た液を肌に押し当てる
また、ぬか袋を浴槽に入れて軽く揉めば入浴剤として使うこともできます。
お好みの方法でぬかの美容効果を体験してみてください。
肌が敏感な人には合わない可能性もあるので、まずはパッチテストを行って問題がないか必ず確認してください。
お湯で溶いた生ぬかを少し肌に塗って1日様子を見ましょう。
料理に使う
生ぬかはぬか床に使うだけではなく、通常の料理に使うことも可能です。
とびっくりする方もいるかもしれませんが、ぬかは玄米を精米した時に出たものなので、もちろん食べて問題ありません。
むしろ栄養満点なので食べないと勿体ないレベルです。
ただし生のままではいただけないので、まずは乾煎りをしてから食べましょう。
乾煎りのやり方は以下の通り
- フライパンに生ぬかを入れる
- 5分ほど炒ると香ばしいにおいがしてくる。
- 常温で冷ましてから、冷蔵庫で保存
炒りぬかが完成したらカレーやヨーグルト、ふりかけなど色々なものと組み合わせていただきます。
肥料に使う
最後に紹介するのは生ぬかを肥料に使う方法です。
生ぬかには窒素やリン酸などが含まれているので、肥料として使うのにもピッタリな素材となっています。
ただし、生ぬかをそのまま土に撒いてしまうのはNG。
生ぬかをそのまま撒くと微生物が集まりすぎて植物の成長に良くないガスが大量に出てしまったり、ハエやゴキブリといった虫が寄ってきてしまいます。
生ぬかを肥料として使う場合はぼかし肥料の材料として使うようにしましょう。
まとめ:余った生ぬかを有効に利用しよう

というわけでまとめです。
ぬか床に使いきれなかった生ぬかの利用法には以下のような使い道があります。
- 足しぬかとして保存
- 掃除
- 美容
- 料理
- 肥料
生ぬかにはぬか床以外にもこのようにたくさんの使い道があります。
余った生ぬかを有効活用して、日常生活を少し便利にしてみてください。
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